心を動かす数学に触れたい!!!物理を作りたい!!!

   数年前から流行っている「プロジェクションマッピング」をご存知だろう。あれは紛れもなく数学と物理でできた綺麗な光の絵だ。プロジェクションマッピングは時に人に「綺麗」以上の形容を与える。「壮大で」「圧倒的で」「感動した」などか。東京駅でやっていたものはまさにそう形容するのが正しいかもしれない。

    数学や物理は、数十年前までは一般人の心を動かすものになっていただろうか?少なくとも日本ではそうじゃなかったはずだ。当時登場したいわゆる「家電」は(当然数学と物理の結晶だ)登場時は人々を湧かせたはずだが、今それを見て感動する人は少ない。スマホだってそうだろう。スマホの機能はもしかしたら人の心を動かせるかもしれないが、本体は人々の心を動かすものにはなりづらい。

    しかしながら、ただ光る機能があるだけの電子機器(ライト)をいくつも並べて、規則的に様々な色を光らせるだけで人は感動する。変な言い方をするが、人の感動はそうした1つの大きな創作物からなると思っている。映画なり、ドキュメントなり、絵画なり、プロジェクションマッピングなり。そういう時に人の心が動く、というのは、形容詞としては「圧倒的」と表現される。大きな「何か」が自分に襲いかかってきた時に、人は少なからず物理的にだけでなく、精神的に動かされるはずだ。

    そういった数学や物理を駆使した創作物を作ってみたいな、と最近思ったわけだ。ただ、当然思うだけなら誰でも出来るし作ったことにはならない。まだ作り始めてすらいないが、今後やっていきたい(楽しそう、程度で書くのでやらない可能性アリ)と思うことを書いてみる。

1. 自然なスピーカー

    スピーカーは基本的に固い。しっかりとした形をしている。それゆえ目の前にあったら「スピーカーだな」と認識できる。例えばそれが家の中のどこにあるかわからなかったらどうだろう?Bluetoothで通信してスピーカーから音が出力されるのはわかるんだけど、何が鳴らしているのかよくわからない。そんな状態は面白くないだろうか?

    これの実現方法は色々考えていて、例えば他のインテリアにそういう機能を搭載する、壁に埋め込むなどが今考えていることだ。

 

2. 数学的法則のある音楽

    これは最近ふと思ったことだ。具体的な構想がある訳では無いが、音楽としても聴けるし、よく考察を重ねてみれば何かしらの法則がある。そんな音楽を作れたらいいな、と思っている。

    そもそも音楽の作りが数学と物理の賜物であることは言うまでもない。音は波であり、それを規則的に配列したら綺麗に聞こえる。その数学性を楽曲単位に落とし込みたい。そう思ったのである。そういうことの重ね合わせの中で、人の心を動かす楽曲になれたらいいな、と思う。

 

まとめ

    今自分の中でまとまっているものとしては以上だ。商業的価値を産むかもわからないが、研究室に所属し少し自分の活動に余裕が出てきたら色々考えながら手を動かしていきたいと思う。言うだけにならないように...