将来の目標を、おーいお茶を飲みながら考えてみる

    工学部の大学3年生である私は、将来について何度か考えたことがある。

    小さい頃は「電車になりたい!」と言っていたような気もする。非現実的な夢を語るのは幼少期に必ず通る定石だろう。

    実は、スポーツ実況者に憧れていた時代もあった。状況を瞬時に把握して、それを自分なりの言葉で即時的に伝える、この凄技に感動した覚えがある。小学生時代に気づいた、ひとつの憧憬だった。

    中学生の頃には、「教師になりたい!」という明確な目標があった。この頃に、「自分は何かを他人に伝える、教えるのが好きなんだ」ということに気づいた。

    それからは、割とその路線でしかものを考えていなかった気がする。高校生の頃も、なんとなくそんなことを考えながら漠然と過ごしていた。しかし、大学に入って、取る授業の多さと面倒さにやられて取るのを諦めた。こんなに専門性の高いものだったか、と呆気にとられた。

    クイズプレイヤーに憧れてた時代もあったし、実際普通よりはできる方だと自負している。ただ、大学のクイズ研究会の体験に言った時に、この人たちと一緒にやってけるか、という点で当時は怖気付いてしまっていた。(今はなんともないが)それもあり、今はその路線は考えていない。

    今はスマブラにどハマりしているし、周りに強い人がたくさんいるから、モチベーションもキープ出来てる。それを仕事にしてもいいと思ってるし、今情報系の学科で好みの研究室に入れたら、一般企業の就職もいいなと考えている。

    つまるところ、何も決まっていない。色々なことに興味があって、優先順位を上手く決められない。まぁ、一般人に未来は見えないので仕方ない。必要最低限の縛りの中で最高のパフォーマンスができるような準備だけでも今からしておこうか、とふと思った。

    そんなぼーっとした呟きを、おーいお茶の濃い味を飲みながら考えていた。