初VIPがなぜ「バンカズ」だったのかを徹底分析【スマブラsp】

 2019年10月22日、スマブラspをやって初めてVIP部屋に入ることに成功した。ファイターはバンカズ。初めてメインキャラに選んだウルフは残念ながらまだVIPには到達していない。ウルフでは当時から苦戦を強いられていたが、バンカズだとVIP手前までは割とすぐ到達し、発売して一年たつ前にVIPに到達することができた。この差はいったい何なのか、個人的に分析してみた。

 

1.追加コンテンツであるため、バンカズを知らない人が多かった

 正直これが一番大きいと思う。バンカズというファイターには下投げが埋め技であり撃墜択であること、飛び道具が2種類あって初見での対処がつらいこと、横Bが初見殺しなことなど初めて遭遇する人にとって結構いやらしい仕様や技が多い。それがうまいこと知らん殺しにつながったのではないかと思う。もっと言うとこれがウルフとの差として一番大きい要素であると思うのだ。

 

2.飛び道具が読みあいの中心であったこと

 ウルフとともに陰でダックハントを使ってみていた時期がある。ダックハントと言えば飛び道具が多種多様なことで有名だ。対して練度もなかったダックハントでも戦闘力300万くらいまで行けたことから、「自分は飛び道具を使って読み合いするのが得意なのか?」と感じてきた。そうして9月にDLCとして登場したバンカズはまさしく飛び道具で読み合いをするファイターであったのだ!操作感や仕様なども含めてかなり使いやすいし読み合いもダックハントより単純で簡単だな、と思ったため使い始めたのがきっかけだ。

 さらに、スマブラやりはじめの時期は特に飛び道具持ちのファイターがそれがないファイターより勝ちやすいような気がする(オンライン対戦でリンク系が強い理由になっていると思われる)。正直スマブラに対する読み合いの知識やキャラ対策の量、操作精度が足りない自分にとっての勝利のカギは飛び道具だといっても過言ではない。飛び道具を駆使した戦いでVIPに行けたのではないかと推測する。

 ウルフにもブラスターという優秀な飛び道具があるのだが、バンカズは床ではねるという少し読みづらい動きをしているため、うまく読み合いやセットアップにつなげやすい。これがウルフとの差であろうか。

 

 ここまでバンカズが自分の戦い方とあっているという話をしてきたが、まだまだVIP帯が安定しているわけではないのでまだまだ詰めれるところはあると思われる。ところで、もし読者がスマブラーであったなら、バンカズについて少しは知りたくないか?ということで、オプショナルコンテンツ的に、バンカズの細かな仕様について軽めに書いておく。バンカズ対策のちょっとしたヒントにでもしてほしい。

  • 3段ジャンプが可能だが、そのジャンプ力は低いため意外にすぐ落ちてくるし、崖奪いから空後がしやすい
  • 上強より上スマのほうが発生が速いうえに横に微小ながら判定があるため上スマは比較的振りやすい(上強10F、上スマ9F)
  • 下強はガードしている相手に近距離でやるとめくる
  • 下Bのボムは約2秒で爆発する。スネークの手榴弾より早いので気を付けるべき。あとボムはつかめる
  • 横Bはつかめる(難易度高め)
  • 高%時の話。下投げの埋めはゼロサムの下Bやインクリングの横Bより抜けやすい。レバガチャは頑張るべきだが頑張ると上強が確定して撃墜するときがある。抜けるか抜けないか完全2択のじゃんけんである。
  • 上Bで落ちてくる島には当たり判定がある。復帰弱いファイターはこれで詰むことがあるので要注意

 という感じだ。知らないことがあったら肝に銘じておくといい。

まとめ

 スマブラで強くなるためにはフォックスやルキナのような正統派の読み合いをして勝つということも重要だが、少し変わったキャラを使ってみれば知らん殺しなどの要素で案外楽にVIP当りに行けてしまうことがある。なんとも面白い作用だがこれもスマブラの面白さの一つであろう。ただ、個人的には飛び道具のない読み合いもできるようにならないと結局勝ち続けるというのは難しいだろう。

 そして僕はまず北海道1位のバンカズ使いを目指して、HSTでAトーナメントに入れるように鍛錬に励もうと思う。12/22のHSTには参加できないが、それ以降のオフ大会は今までより積極的に参加していこうと思う。そのためには、キャラを知り、ステージを知り、もっとスマブラを知る必要がある。2月、待ってろよ。