対剣士の難しさなど(スマブラsp思考実験同好会)

    もう少しでウルフを練習し始めて4ヶ月になる。ペットが懐くまでに時間がかかるのと同様に、スイッチのプロコンがおそらくまだ手に染みておらず、思ったように動いてくれるには少々時間がまだいりそうだ。

    春休みにかなりスマブラに時間を割けたためその期間でそこそこ上手くなった。まだ理論を詰めていく段階であったが、気をつけるべきことを気をつけていればそこそこのラインに乗るのは意外と簡単だなと思ってきた。今、少し停滞期になりつつあり、スマブラに触れる時間も減ってきたので、とりあえず今考えているスマブラに関することを軽くまとめておく。完全に初心者目線なのでそこは多目に見て欲しい。

戦闘力300万は誰でも行けるライン

    ある程度キャラの操作や技の発生速度や範囲、撃墜技を把握してそれを実現しようと思えば、ある程度のところまでは誰でも行けるということがわかった。その把握度に関してはとても重要なことだし、特に僕は撃墜をしっかり意識するようになってから(振る技をしっかり選択するようになってから)明らかに強くなったのは確かだ。ただそれは極めて当たり前のことであり、常套手段であることは目が眩みすぎて気づいていなかった節があった。自分にとっての成長を感じた点で、この「撃墜をしっかりすること」は誰でもできる重要なことだ。

まだまだコンボや技差しが甘い

    負けた理由が上手く掴めない時や、明確な負けポイントを復習したい時にはよくスイッチで動画にして客観視点で見直している。その時に気づくのが、結構うまいことコンボが繋がってなかったり、相手に動きを読まれて甘い攻撃をしてしまうことだ。最初のうちは、「こういう動きにはこういうのが入る」みたいなものを大まかに把握するのはとても大事だ。ただ、それが大まかすぎて今の状況が生まれている。そこはトレーニングモードで、コンボ指導技が決まったら無意識にコンボしてるくらいまで練習しないといけないし、読まれる場合はなにか別の択を考えてそっちをさしながら読み合いを発生させるしかない。

    見直してみれば、僕は甘いDAが多かったり、相手のミスに適したリターンを返せていない(操作ミスや技選択ミスなど)ことが結構あった。操作ミスはトレモで、技ミスは前調べでなんとかなるのでまだまだ詰めていきたい。

宅オフが結構大事

    何度かスマブラの上手い友人宅で所謂「宅オフ」させてもらっている。周りは自分より上手い人が沢山いて、そこで情報交換や、キャラ対策ができたりする。最も利益として(オンラインに比べて)大きいのは、他人の考え方や戦っている時の意識を聞けることである。相手がどういう意識で自分に立ち向かっていて、どういう時にどういう行動をとるかを聞けて、僕はかなり刺激的で有意義だと思う。スマブラ上手くなるためには、宅オフに積極的に参加して、積極的に強い人の考えを吸収すべきだ。

剣士強くね?

    今作をやっていて今1番思っていることである。基本インファイターのウルフからすれば、少し剣士はやりづらい節がある(僕だけかな?)。リーチが長く、その隙間を潜って確定する(未確定でも当たる可能性が高い)反撃がいまいち掴めていない。特に対ルキナや対アイクは、なすすべなく敗北することが多い。剣士の技の当たらないところを理解してその距離感を維持しながら隙を見てそこに一気に技を積んでいくのが常套かもしれない。それができれば...

    もちろん剣士だけに飽き足らず、他のキャラに関しても「あいつあんな技あるんだ...」とか「このキャラこんな技持ってたわ忘れてた」みたいなことがあって、他のキャラを知らない状況は、割と不利である。特に僕が使っているウルフは他にも使っている人が多く対策も形ができていそうなので、こちら側がしっかり他キャラ理解を深めていかないと勝ちは見えない。そこも詰めないといけない点だ。

格ゲー初心者が忘れがちな「読み合い」

    僕はスマブラ以前は格ゲーのような読み合いを迫られるゲームをやったことがなかった。それ故に、最初は「スマブラにおけるじゃんけん」とか「高度な読み合い」という認識がスマブラになかった。ある程度板についてきた今、それが少しづつわかってきた気がする。自分の言葉に置き換えるなら「相手の行動パターンや戦略を見出し、それに対応した行動をとる」のが読み合いで、「読み合いをした際に生じる置き技や、相手の選択肢を絞った技の振りや行動」がじゃんけんである。このことは、ウルフでたまに振る横スマを考える時にとても重要である(発生が遅いがスキが少ないため、置きが基本)。この読み合いの考え方を格ゲー初心者としてもう少し無意識に考えられるようになりたい。

スマブラこそ理論派が勝つような気がする

    スマブラエンジョイ勢だった頃は、スマブラって感覚でやるようなものなんかなーと思っていたが、今スマッシュログなどで色々記事が上がっているように理論構築と練習をかなり詰めたプレイヤーが上位に来ている印象がある。今まで色々書いてきたが、内容理解している人はスマブラが適当に技振って勝てるゲームという訳では無いことは、やってない人でもおわかりだろう。考えに考えた結果の振る舞いを一瞬で見せる、そういうゲームであるから理論構築もそれを一瞬で出せるようにす練習も重要だ。コンボを極めたり技術をあげるのも良いが、それは理論を構築した上で発生させるべきところで振らないと抑当たらない。これからはもっと理論的に戦略を詰めていき、純粋に勝ちを狙ったプレイをしたい。

まとめ

    今まで述べたことは当たり前なのかもしれない。しかし僕にとって当たり前じゃなかったことも多々ある。宅オフの重要性は行かなかったら気づかなかったと思う。とりあえず次にやることとしては、キャラ対策、特に当たったらまずい技(コンボ始動技やハメ技など)を把握することと、復帰とコンボの精度をあげること。まだ身についてない基礎を徹底的に磨くことにする。強くなれる余地があるから、もっともっと頑張っていき、大会で結果を残せるくらいには強くなりたい。そのためにはスマブラをもっと理解し、もっと練習せねばなるまい。